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いつもの法明寺

雑司が谷から池袋あずま通りへ

法明寺参道の桜並木を抜けていく

この季節とっておきの楽しみ

静寂の中しっとりと桜の香りに包まれる

まるで鎌倉へ迷い込んだかのよう

ここは南池袋なんだけどね

 

ところが今年は様子が違った

「桜祭り」の横断幕とピンクの提灯

参道にはカラフルな屋台が立ち並ぶ

折り畳みテーブルとイスもスタンバイ

二分咲きの朝にこの光景を見た時は愕然とした

これじゃこの風景が台無し…と

もちろん桜を見上げての一杯もオツだし、屋台に子供たちも喜ぶだろう

鬼子母神堂が重要文化財となったこともあっての企画だろう

しかし…方向性が間違ってるよ

縁日の賑わいは鬼子母神境内のもの

法明寺参道に原色の屋台は似合わない

もともと地域の人や東京音大の学生が通り抜ける道で往来は多くない

実際、祭り期間中は雨続きもあり決して繁盛しているようには見えなかった

 

桜祭りは9日で終了

屋台や装飾は撤収され、法明寺はいつもの姿に戻った

幸いにも今年の桜は超・長持ち

あと数日、参道がピンクに染まるのを楽しめそうだ

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満開過ぎても

さくら咲いたよと書いてからもう2週間余り経つというのに

まだびっしりと桜

こんな年ちょっとないだろう

毎年この時期は隙あらば桜を観て過ごす

いつまでも観ていたい気持ちもあるが

満開過ぎて3日後くらいの

散りゆくせつなさもまた楽しみのうち

もうそろそろお腹いっぱい

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さくら咲いたよ

千鳥ヶ淵の桜が咲きはじめました」

これはかつて新聞の三面に毎年打たれた三行広告の文面

広告主はフェアモントホテル

今はもうない

時が静かに止まっているような素敵なホテルだった

 

神田川の桜

まだ一分も咲いていないけど

気の早い樹は幹から花を開きはじめた

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彼岸まで

里山にこぶしが咲いたら次は桜

少し霞んで白っぽい青空が春の訪れ

今日は墓参り

彼岸までと彼岸からで

いろいろ入れ替わるような気がする

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さよなら、かいじゅう屋

かいじゅう屋が明日閉店してしまう。

目白駅にほど近いが知らなければ通り過ぎるだろう小さなパン屋。

それは珠玉のパン。

食べた人にしかわからない感動がある。

まるパンチーズのお焦げのガリガリ感…

木の実のパンのぎっしりとした重み…

フランス食パンの酸味と食べごたえ…

噛みしめるほどになんとも幸せになる。

かいじゅう屋からの帰り道は焼きたてをほおばりながら歩くのが楽しみだった。

かいじゅう屋に行った日はパンが主役の夕食になった。

店の前で美味しい匂いを嗅ぎながら順番を待つ時さえ幸せなひとときだった。

かいじゅう屋は週に3日、日に3時間しか店を開けない。

歩いて10分の距離だが買いに行ける時は限られていた。

「かいじゅう屋 水・金・土   15:00〜18:00」

冷蔵庫に何年も貼りっぱなしのメモも明日で不要になる。

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目白通り

通り過ぎるとスッと香って

振り返るとそっと咲いている。

沈丁花はそういう花。

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目白通り

通り過ぎるとスッと香って

振り返るとそっと咲いている。

沈丁花はそういう花。

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